逸文(いつぶん)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・が、伯爵邸は地震の中心の本所であったから、屏風その物からして多分焼けてしまったろうし、学海の逸文もまた失われてしまったろう。円福寺の椿岳の画 椿岳の大作ともいうべきは牛込の円福寺の本堂の格天井の蟠龍の図である。円福寺というは紅葉の旧・・・
内田魯庵
「淡島椿岳」
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・・・この日本食論と日本家屋論の或るものは独逸文で書かれて独逸の学界で発表されたから日本よりは独逸で有名である。 独逸といえば、或る時鴎外を尋ねると、近頃非常に忙がしいという。何で忙がしいかと訊くと、或る科学上の問題で北尾次郎と論争しているん・・・
内田魯庵
「鴎外博士の追憶」
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