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辞書
1 道を行くこと。また、旅をすること。
2 舞楽で、舞人が楽屋を出て舞台上の所定の位置に着くまでの間。また、その間に奏する音楽。みちき。
3 謡曲で、旅行の経過を内容とする平ノリの謡。ふつう上げ歌の形式をとる。1曲の最初のほうで、ワキの登場に用いることが多い。
4 文体の一種。ある目的地にいく道中の光景や旅情などを、掛け詞・縁語などを用いて述べる韻文体の文章。軍記物語・謡曲・浄瑠璃などにみられる。道行き文。
5 浄瑠璃や歌舞伎で、主として男女が連れ立って旅行などをする場面。また、その所作。駆け落ちや心中などの場合が多い。
6 目的または終局に達するまでの事の経過。そこに至るまでの事情。いきさつ。
「不可思議な現象に逢って其現象が学問上から考えて相当の説明がつくと云う—が」〈漱石・趣味の遺伝〉
7 もと道中着に使われた、額縁状の小襟のついた襟明きの四角い和服用コート。現在では女物の、袷 (あわせ) の半コート、防水した単 (ひとえ) の長コートが最も一般的。道行きコート。道行きぶり。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
みちゆきうら【道行き占】
「辻占 (つじうら) 1」に同じ。「玉桙 (たまほこ) の—の占正 (うらまさ) に妹は逢はむと我に告 (の) りつる」〈万・二五〇七〉
みちゆきごろも【道行き衣】
旅行のときに着る衣服。旅衣 (たびごろも) 。「春雨はいたくなふりそ旅人の—ぬれもこそすれ」〈金槐集〉
みちゆきづと【道行き苞】
旅行のみやげ。「をみなへし秋萩折れれ玉桙 (たまほこ) の—と乞はむ児がため」〈万・一五三四〉
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出典:青空文庫
・・・借りた工合に、ここで道行きの道具がわりに使われても、憾みはあるまい・・・ 泉鏡花「古狢」
・・・がら固い歩き方でその道行きかけて、しかし佐伯はふと立ち停った。そう・・・ 織田作之助「道」
・・・の動機から犯行までの道行きをたとえ簡単にでも正確につきとめるために・・・ 寺田寅彦「ジャーナリズム雑感」
道行き人
道行き触り
道行き物
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