えんしんあっしゅくき【遠心圧縮機】
空気・ガスなどの気体を、遠心力を利用して圧縮する機械。高速度で回転する羽根車を通過させて、回転軸と直角の方向へ圧送する。
えんしんせいしんけい【遠心性神経】
中枢からの興奮を末梢へ伝導する神経。筋肉の運動を支配する運動神経、腺の分泌を支配する分泌神経などがある。→求心性神経
えんしんちゅうぞうほう【遠心鋳造法】
遠心力を利用して、中子 (なかご) なしに中空の鋳物を製造する方法。鋳型を高速度で回転させながら溶融金属を注入し、遠心力で鋳型に密着させる。緻密で強度の大きなものができる。
えんしんぶんりき【遠心分離機/遠心分離器】
遠心力を利用して、密度の異なる2種の液体、または液体と固体などの混合物を分離する装置。遠心機。
えんしんポンプ【遠心ポンプ】
⇒渦巻きポンプ
えんしんりょく【遠心力】
1 円運動をしている物体が受ける慣性力の一。円の中心から遠ざかる向きに働く力をいう。⇔向心力。 2 (政界で首相、党代表などの)中心人物の人望が薄れ、周囲の人々が離れていく傾向をいう。「首相の—は強まる一方だ」⇔求心力2。
えんしんき【遠心機】
⇒遠心分離機