てきおうこうそ【適応酵素】
⇒誘導酵素
てきおうしょう【適応症】
ある薬や療法によって、その治療の効果が期待できる病気や症状。
てきおうしょうこうぐん【適応症候群】
生体がいろいろなストレスを受けたときに、それに適応しようとする一連の防衛反応。警告反応を示し、続いて下垂体・副腎皮質系が活動を示す。この反応が過度になって、高血圧・関節リウマチ・胃潰瘍 (いかいよう) などの疾患が発生するとする。→ストレス説
てきおうせい【適応性】
状況や環境などに合うように自分を変えていく性質・能力。「—に欠ける」
てきおうせいぎょ【適応制御】
制御する対象の変化に応じて、制御装置を自動的に変化させて制御する方式。
てきおうてきさぶんパルスふごうへんちょう【適応的差分パルス符号変調】
⇒エー‐ディー‐ピー‐シー‐エム(ADPCM)
てきおうほうさん【適応放散】
同類の生物が、さまざまな環境に適応して多様に分化し、別系統になること。オーストラリア大陸の有袋類が好例。他に、アフリカのタンガニーカ湖のシクリッドなど。
てきおうがいいやくひん【適応外医薬品】
⇒適応外薬
てきおうがいやく【適応外薬】
ある疾患に対して効能が承認されているが、別の疾患への効能は承認されていない医薬品。欧米諸国では承認されている疾患や症状に対して、日本では使用が承認されていないものなど。→未承認薬 [補説]薬事承認を受けていない疾患・症状の治療に医薬品を使用した場合、公的医療保険は適用されない。
てきおうかくだい【適応拡大】
医薬品の適応症を追加すること。例えば、狭心症治療薬として薬事承認を取得している医薬品が、高血圧に対する効果・効能を追加申請し承認を取得するなど。適応追加。→適応外薬