遮二無二の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

一つのことをがむしゃらにすること。むやみに。また、やたらと。むしょうに。▽「遮二」は二を断ち切る意。「無二」は二がない意で、前後の見通しも考えないで行うこと。また、当て字とする説もある。
句例
遮二無二割り込む
用例
すると猫は大胆にも枕の上へあがって来てまた別の隙間へ遮二無二首を突込もうとした。<梶井基次郎・のんきな患者>

遮二無二の解説 - 学研 四字熟語辞典

強引なこと。後先を考えずにがむしゃらに行動すること。むやみやたらに。
注記
「遮」は、さえぎる・断ち切る。「遮二」は、二を断ち切る意。「無二」は、二つとないこと。
用例
猫は大胆にも枕まくらの上へあがって来てまた別の隙間すきまへ遮二無二首を突込もうとした。〈梶井基次郎・のんきな患者〉

遮二無二の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

[副]ほかの事を考えないで、ただひたすらに。がむしゃらに。「目標へ—突進する」

出典:青空文庫

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