出典:gooニュース
初代門司駅の関連遺構、一部現地保存・別の一部を展示へ…イコモスの「ヘリテージ・アラート」受け
福岡県北九州市は21日、複合公共施設建設のために取り壊す予定だった初代門司駅(1891年開業)の関連遺構について、一部を現地で保存し、別の一部を施設内で展示する方針を明らかにした。遺構を巡っては、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の諮問機関「国際記念物遺跡会議(イコモス)」が、保存を求める「ヘリテージ・アラート」を発出していた。
謎残る京都・石見城跡で「改造」遺構など確認 23日に現地説明会
戦などに備えて改造されたとみられる遺構も確認された。発掘調査をしている京都市が23日、現地説明会で成果を伝える。 石見城跡は、室町時代に「西岡(にしのおか)」と呼ばれた地域に築かれたとされる遺跡だ。この地域には今年、国史跡になった物集女(もずめ)城跡(京都府向日市)なども点在。
初代門司駅遺構、北九州市が一部保存へ 全面取り壊しから方針転換
市は写真やデジタルデータで遺構の記録を保存し、デジタルを活用した展示コーナーも設けるという。 関連遺構としてはこのほか、駅舎本体を囲むL字形の石垣(17.5メートル×3.2メートル)などが良好な状態で出土し、確認されているが、この石垣を含めた大部分は取り壊す方針だ。
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