出典:gooニュース
津波遺留品、劣化進み保管継続困難 いわき震災伝承みらい館で最後の展示
東日本大震災の津波で流出するなどした遺留品の最後の展示。劣化が進み保管の継続が難しくなった
津波遺留品、処分前に捜して 福島県いわき市、2月28日まで最後の展示・返還事業
東日本大震災の津波で流出し、福島県いわき市が回収した持ち主不明の写真など「思い出の品」(津波遺留品)の最後の展示・返還事業が10日、市内のいわき震災伝承みらい館で始まった。2月28日まで。 市は写真アルバムやランドセル、トロフィーなど約5千点の思い出の品を保管している。今回は約1300点を展示した。
大震災の津波遺留品、最後の展示 福島・いわき、劣化進み
福島県いわき市は10日、2011年の東日本大震災の津波で住宅から流出するなどしたランドセルや写真といった遺留品の最後の展示を、いわき震災伝承みらい館で始めた。持ち主らへの返還を進めてきたが、劣化が進んで保管の継続が難しくなった。 遺留品は市沿岸部などで回収した約5千点。11年から地区ごとに返還を始め、22年からは市で集約した。
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