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辞書
直翅 (ちょくし) 目カンタン科の昆虫。体長約1.5センチ。体はスズムシに似て細長く、淡黄緑色。山地の草の間に多く、8〜11月ごろに成虫になり、雄はルルルルルと連続した音で鳴く。《季 秋》「—に鳴きつつまれて老躯濡る/風生」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
邯鄲の歩み
《昔、燕の青年が邯鄲に歩き方を習いにいったが習得できず、故国の歩き方も忘れてはって帰ったという「荘子」秋水の故事から》むやみに他人のまねをすれば、自分本来のものも忘れて、両方とも失うことのたとえ。
邯鄲の枕
《盧生 (ろせい) という青年が、邯鄲で道士呂翁から枕を借りて眠ったところ、富貴を極めた五十余年を送る夢を見たが、目覚めてみると、炊きかけの黄粱 (こうりょう) もまだ炊き上がっていないわずかな時間であったという「枕中記」の故事から》人生の栄枯盛衰のはかないことのたとえ。一炊 (いっすい) の夢。盧生の夢。邯鄲の夢。
邯鄲の夢
⇒邯鄲の枕 (まくら)
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出典:青空文庫
・・・ら大きな欠伸をした。邯鄲の秋の午後は、落葉した木々の梢を照らす日・・・ 芥川竜之介「黄粱夢」
・・・それは邯鄲の歩みを学ばないうちに寿陵の歩みを忘れてしまい、蛇行匍・・・ 芥川竜之介「歯車」
・・・々の亭のいずれかに、邯鄲の石の手水鉢、名品、と教えられたが、水の・・・ 泉鏡花「伯爵の釵」
邯鄲夢の枕
邯鄲師
感嘆
簡単
肝胆
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