さかいただかつ【酒井忠勝】
[1587〜1662]江戸前期の幕臣。老中・大老。若狭小浜城主。3代将軍家光の時、幕政の中心として活躍。家光の遺命により他の老中とともに4代家綱を補佐。
さかいただきよ【酒井忠清】
[1624〜1681]江戸前期の幕臣。老中・大老。上野 (こうずけ) 厩橋 (うまやばし) 城主。4代将軍家綱を補佐して権勢を振るい、その屋敷が大手門下馬札の前にあったので下馬将軍と称された。
さかいただつぐ【酒井忠次】
[1527〜1596]安土桃山時代の武将。徳川家康に仕え、姉川・三方ヶ原・長篠などの多くの戦に軍功あり、徳川四天王の一人に数えられた。
さかいただよ【酒井忠世】
[1572〜1636]江戸初期の幕臣。老中・大老。上野厩橋 (うまやばし) 城主。2代将軍秀忠から3代家光の前半にかけて幕政の中心として活躍。
さかいほういつ【酒井抱一】
[1761〜1829]江戸後期の画家。江戸の人。名は忠因 (ただなお) 。通称栄八。別号、鶯村 (おうそん) 。姫路城主酒井忠以 (さかいただざね) の弟。尾形光琳 (おがたこうりん) に傾倒。琳派の画風に繊細な叙情性を加味し、同派の最後を飾った。俳諧・和歌・書などにも長じた。作「夏秋草図屏風」。