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[動ハ四]《「よ(酔)う」の古形
  1. 酒気が回る。

    1. 「さばかり—・ひ給へる御心地にも」〈紫式部日記

  1. 気分が悪くなる。

    1. 「かくの如くして行く程に、三人ながら—・ひぬれば」〈今昔・二八・二〉

  1. 毒気などにあてられてぼんやりする。

    1. 「蛇の香に—・ひて目も見開かれねば」〈今昔・一四・四三〉

  1. 魅力のあるものに心をうばわれる。

    1. 「山は錦を着、天も花に—・へりとなん」〈仮・露殿・下〉

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