ちょうふくくみあわせ【重複組(み)合(わ)せ】
n個のものから、同じものを何回でも取ることを許して、r個取る組み合わせ。その総数はnHrと表され、nHr=n+r−1Cr=(n+r−1)!/(n−1)!r!となる。
ちょうふくじゅせい【重複受精】
被子植物に特有の受精方法。胚嚢 (はいのう) 内で2個の精核が、1個は卵細胞と、他の1個は2個の極核に由来する中心核と合体する現象。受精卵は胚に、受精した中心核は胚乳に発達する。
ちょうふくじゅんれつ【重複順列】
n個のものから、同じものを何回でも取ることを許して、r個取る順列。その総数はnΠrで表され、nΠr=nrとなる。
ちょうふくほけん【重複保険】
同種類の保険に複数加入すること。同一の保険対象につき、保険期間の全部または一部を共通にする複数の保険契約が存在する場合を広義の重複保険といい、複数の保険契約の保険金合計額が時価額または再調達価額を上回る場合を狭義の重複保険という。
ちょうふくかぜい【重複課税】
⇒二重課税
ちょうふくじょがい【重複除外】
⇒重複排除
ちょうふくはいじょ【重複排除】
コンピューターシステムで取り扱うデータにおいて、データ内の重複を取り除き、保存や転送の効率化を図ること。ファイルの圧縮と異なり、複数のファイルにまたがる重複の除外も行う。また除外した箇所には参照情報が付されるため、あとで元の状態に復元できる。バックアップ用データの保存やビッグデータの取り扱いなどで利用される。重複除外。デデュプリケーション。データデデュープ。
ちょうふくいでんし【重複遺伝子】
ゲノム上で、ある遺伝子を含む配列が複製されてできた遺伝子または遺伝子群の総称。
ちょうふくしきゅう【重複子宮】
⇒じゅうふくしきゅう(重複子宮)
ちょうふくきせい【重複寄生】
寄生生物に対する寄生。クモを宿主とする寄生バチに寄生するアブ、銹病菌に寄生する菌などが知られる。