きんぴらごぼう【金平牛蒡】
ゴボウをささがき、またはせん切りにして油でいため、砂糖・醤油で味をつけ、唐辛子 (とうがらし) で辛味をきかせた料理。
きんぴらじま【金平縞】
太くて荒い縞柄の織物。
きんぴらじょうるり【金平浄瑠璃】
古浄瑠璃の流派の一。薩摩浄雲の弟子江戸和泉太夫(のちの桜井丹波少掾 (さくらいたんばのしょうじょう) )が創始。多くは金平の武勇談が主題で、荒々しい人形の演出が元禄以前の江戸で盛行、江戸歌舞伎の荒事芸にも影響を与えた。金平節。
きんぴらにんぎょう【金平人形】
金平浄瑠璃の主人公、金平に似せて作った人形。
きんぴらのり【金平糊】
にかわをまぜて作った、接着力の強い糊。
きんぴらぶし【金平節】
⇒金平浄瑠璃 (きんぴらじょうるり)
きんぴらぼね【金平骨】
扇の骨の、太くて堅い丈夫なもの。
きんぴらぼん【金平本】
金平浄瑠璃の正本 (しょうほん) 。また、金平浄瑠璃に類似した内容の種々の版本。
きんぴらもの【金平物】
歌舞伎や小説などで、金平浄瑠璃に取材し、また、それに類した極端な武勇談を取り扱った作品。