1. 柱やくいを立て並べて、横に貫 (ぬき) を渡しただけの柵 (さく) 。

    1. 「そこはかとなくて、—といふものをぞ、片面 (かたおもて) にしわたしたりける」〈狭衣・三〉

  1. 釘貫門」に同じ。

    1. 「さてはと人の透間 (すきま) を見あはせ、—木隠れにてかの中間耳近く」〈浮・一代女・四〉

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