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辞書
針刺すばかり
ごくわずかなことのたとえ。「その子孫、世に—の所を知らず」〈宇治拾遺・一五〉
針の先で突いたほど
ほんのわずかな程度であることのたとえ。「—にも恩義を感じない」
針ほどの事を棒ほどに言う
小さいことを大げさに言うたとえ。針小棒大。
針を蔵に積みても溜まらぬ
いくら努力して小銭をためても、一方で使ってしまえばまとまった蓄えにはならないことのたとえ。「その上に世間の義理をも勤めては、—といふは」〈浮・万金丹・四〉
針を以て地を刺す
《「説苑」弁物から》「小さな針で大きな地面を刺す」意から、貧しい見識で大きな物事に勝手な判断を下す。また、とてもできそうもないことを企てることのたとえ。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
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