出典:gooニュース
原油先物は堅調、米インフレ指標鈍化やつなぎ予算案可決などで
IGのアナリスト、トニー・シカモア氏は「米株先物や原油などのリスク資産は、今週堅調なスタートを切った」とし、米国のインフレ指標鈍化やつなぎ予算案の可決などを要因に挙げた。先週は米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げに慎重な姿勢を示したことで、原油先物価格は2%以上下落していた。
NY株続伸、498ドル高 米利下げ鈍化への警戒後退
米物価統計を受けて連邦準備制度理事会(FRB)による利下げペース鈍化への警戒感がやや後退。投資家心理が改善し、買い注文が膨らんだ。 朝方発表された11月の米個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比の上昇率が市場予想を下回った。18日まで10営業日連続で値を下げていた反動もあり、前日終値からの上げ幅は一時870ドルを超えた。
NY外為市場=ドル下落、PCEの伸び鈍化受け
この日発表された米個人消費支出(PCE)価格指数は前月比で伸びが鈍化した。それでもドルは週間では3週連続で上昇する勢いにある。米商務省が発表した11月の個人消費支出(PCE)価格指数は、前年比2.4%上昇し、伸びは前月の2.3%から加速。同時に、物価の「瞬間風速」を示すPCEの前月比は0.1%上昇と、伸びは10月の0.2%から鈍化した。
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