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鈴虫（すずむし） とは？ 意味・読み方・使い方

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すず‐むし【鈴虫】
の解説

  1. １ 直翅 (ちょくし) 目スズムシ科の昆虫。中形で、暗い草むらにすむ。体は黒色で、触角や脚の根元は白色。雌は長い産卵管をもち、地中に卵を産む。雄は左右の広い前翅 (まえばね) をすりあわせてリーンリーンと鳴く。本州以南にみられ、古くから鳴く虫として飼われる。《季 秋》「飼ひ置きし—死で庵淋し／子規」

  1. ２ マツムシの古名。

    1. 「忍びやかに歌ふ声—にまがひたり」〈源・篝火〉

源氏物語第38巻の巻名。光源氏、50歳。出家した女三の宮の持仏供養、六条院での鈴虫の宴などを描く。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

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鈴虫 の例文(7)

出典：青空文庫

  • ･･･声のまま、息絶える。鈴虫らしい。八月八日、立秋と、暦を見るまでも･･･ 織田作之助「秋の暈」

  • ･･･の屋台の赤い行灯にも鈴虫、松虫、くつわ虫の絵が描かれ、虫売りの隣･･･ 織田作之助「アド・バルーン」

  • ･･･告げて立ちかけた時、鈴虫の鳴く音が突然室のうちでした。「オヤ鈴虫･･･ 国木田独歩「二少女」

鈴虫 の関連Q&A

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