てつどういん【鉄道院】
鉄道国有化に伴い、明治41年(1908)に設置された鉄道行政の中央官庁。大正9年(1920)鉄道省に昇格。
てつどうえいぎょうほう【鉄道営業法】
鉄道の設備、運送・旅客または鉄道犯罪などについて定めた法律。明治33年(1900)施行。
てつどうかんりきょく【鉄道管理局】
日本国有鉄道の地方機関。昭和24年(1949)日本国有鉄道発足とともに全国に26局が設置された。同62年、国鉄の民営化により廃止。
てつどうきょう【鉄道橋】
鉄道線路が川・海・道路・他の鉄道線路などを越す場合に架けられる橋梁。
てつどうぐさ【鉄道草】
ヒメムカシヨモギの別名。鉄道の沿線に群生したのでいう。《季 秋》「運河悲し—の花盛り/茅舎」
てつどうけいさつ【鉄道警察】
交通警察の一。鉄道交通の安全を守り、車内や駅で秩序の維持にあたるもの。
てつどうこうあんしょくいん【鉄道公安職員】
もと、日本国有鉄道の列車・駅その他の施設内の犯罪、ならびに運輸業務に対する犯罪についての捜査などを担当していた日本国有鉄道の役員または職員。昭和62年(1987)、日本国有鉄道の民営化とともに廃止され、新たに各都道府県警に設けられた鉄道警察隊に引き継がれた。鉄道公安官。
てつどうこうがく【鉄道工学】
鉄道線路、鉄道関係の建造物や設備に関する技術を研究する工学の一分野。
てつどうこうさいかい【鉄道弘済会】
旧日本国有鉄道の公傷退職者、永年勤続退職者とその家族または遺族、殉職者の遺族を救済する目的で昭和7年(1932)に設立された財団法人。職業の再教育、生活扶助、教育費援助などを行う。昭和24年(1949)からは一般の社会事業を行う。
てつどうしょう【鉄道省】
もと内閣各省の一。国有鉄道およびその付帯業務の管理、地方鉄道および軌道の監督、また南満州鉄道株式会社の鉄道・航路の業務の監督などにあたった。大正9年(1920)鉄道院を昇格して設置。昭和18年(1943)運輸通信省に統合され、さらに同20年運輸省に改編。