1 イチョウ科の裸子植物。一科一種。落葉高木で、高さ約30メートルに達する。葉は扇形で中央に裂け目があり、秋に黄葉する。雌雄異株。春、葉の付け根に、尾のような雄花、柄のある2個の胚珠 (はいしゅ) をもつ雌花をつけ、4月ごろ受粉し、9月ごろ精子によって受精が行われる。果実は丸く、外種皮は熟すと黄橙 (おうとう) 色で、内種皮は白い殻となって種子を包む。種子は銀杏 (ぎんなん) とよばれ、食用。幹や枝から気根を垂らすことがあり、乳 (ちち) の木ともいう。中国の原産で、盆栽や街路樹に多用され、材は碁盤・将棋盤などに使われる。《季 黄葉=秋 花=春》「—散る遠くに風の音すれば/風生」
2 鏃 (やじり) の一種。イチョウの葉の形をしたもの。
3 「銀杏頭 (いちょうがしら) 」の略。
出典:gooニュース
大銀杏、大の里初勝利 大相撲初場所 最速100勝
大銀杏(おおいちょう)で臨んだ土俵で新年最初の勝ち名乗りを受けた。大相撲初場所(両国国技館)2日目の13日、大関大の里(津幡町出身、二所ノ関部屋)は西前頭筆頭の霧島を押し出した。前日の負けを引きずらず、つかんだ白星を「落ち着いていけて良かった」とかみしめた。 厳しい相撲で元大関に完勝した。
大の里 待望の大銀杏1勝 霧島に逆転勝ちで“最速”100勝「落ち着いてやれた」
待望の大銀杏初勝利には「そこまで考えていない。集中して頑張ります」と淡々と振り返った。 スピード出世に髪の毛の長さが追いつかず、入門から11場所目の今場所、ようやく大銀杏を結うことができた。髪の量が少ないため、現在は他の力士より5分短い25分で仕上げるという。担当の床山・床二は「たまご形の頭なので切りやすい」と話した。
【初場所】大の里〝大銀杏初白星〟 初日黒星から一変「楽に相撲を取ろうと思って切り替えた」
今場所からちょんまげを卒業し、大銀杏(おおいちょう)を結って土俵に上がっている。記念となる〝初白星〟にも「そこまで考えてない」と意識せず。3日目以降へ向けて「集中してやる」と気持ちを引き締めた。
もっと調べる
出典:青空文庫
・・・小僧の墓のあたりにも銀杏落葉の山の出来る二昔前の回向院である。妙・・・ 芥川竜之介「少年」
・・・園の庭の隅には大きい銀杏が一本あった。僕はいつもその落葉を拾い、・・・ 芥川竜之介「追憶」
・・・大銀杏の葉の落ち尽した墓地は不相変きょうもひっそりしていた。幅の・・・ 芥川竜之介「年末の一日」