出典:gooニュース
銀河団の銀河間空間に流れる史上最大の恒星ストリームを発見
このストリームは、どの銀河にも関連付けられず、銀河団の銀河間空間に浮かんでいるようにみえます。 研究チームは、今回発見されたような巨大なストリームをコンピュータ・シミュレーションで再現しており、現在建設中の口径39mのELT(超大型望遠鏡)や、最近打ち上げられたユークリッド宇宙望遠鏡などのデータから、将来的に他にも巨大ストリームが見つかると期待しているとのことです。
実は2つの銀河団だった銀河団Abell 3192 ハッブル望遠鏡が撮影
ほかの銀河団と同様に、Abell 3192も高温ガスとダークマターに満たされています。画像には、ダークマターなどによる重力レンズ効果のため歪んでしまった遠方銀河の像もみえています。 この銀河団はもともと、ある特定の距離に存在する1つの銀河団だと考えられていました。ところがその後の観測によって、実際には距離の異なる2つの銀河団が重なってみえていることが判明しました。
もっと調べる