ちんじゅがみ【鎮守神】
国・村・城・寺院など、一定の地域や造営物を守護するために祭られた神。のちには氏神・産土 (うぶすな) 神と区別しがたくなったものも多い。鎮守。鎮守の神。
ちんじゅのもり【鎮守の森】
鎮守の社の境内にある森。
ちんじゅのやしろ【鎮守の社】
鎮守神を祭った神社。
ちんじゅふ【鎮守府】
1 奈良・平安時代、陸奥 (むつ) ・出羽 (でわ) の蝦夷 (えぞ) 鎮圧のために置かれた軍政官庁。初め多賀城に置かれ、のちに胆沢 (いさわ) 城、さらに平泉に移った。 2 旧日本海軍で、所管海軍区の警備・防御に関することをつかさどり、所属部隊を監督した機関。横須賀・呉・佐世保・舞鶴の各軍港に置かれた。
ちんじゅふしょうぐん【鎮守府将軍】
鎮守府1の長官。多くは陸奥守 (むつのかみ) が兼任した。鎮守将軍。