ながさきうんじょう【長崎運上】
江戸幕府が、長崎貿易を独占した長崎会所に課した運上金。
ながさきえ【長崎絵】
江戸時代、唯一海外に開かれた港町長崎で作られた木版画。異国の風俗を題材としたもの。
ながさきかいしょ【長崎会所】
江戸時代、長崎における貿易統制や会計事務などを扱った会所。長崎商人の自治団体で、長崎奉行の監督を受けた。→長崎貿易
ながさきくうこう【長崎空港】
長崎県大村市にある空港。国管理空港の一。本土部分と大村湾の箕島 (みしま) を埋め立てて作った部分に分かれ、前者は大村航空基地として主に海上自衛隊が使用し、後者は民間旅客用に使われている。昭和30年(1955)に大村空港として本土部が開港。昭和50年(1975)に埋め立て部が完成して現名称に変更された。→拠点空港 [補説]埋め立て部は開港当時、世界初の海上空港として注目を集めた。本土部は現在、空港の一部として防衛省が管理している。
ながさきけん【長崎県】
⇒長崎
ながさきげんばくしりょうかん【長崎原爆資料館】
長崎に投下された原子爆弾による被害を示す資料を展示する施設。平成8年(1996)、それまで被爆資料の展示などをしていた長崎国際文化会館を建て替えて開館。
ながさきけんりつだいがく【長崎県立大学】
長崎県佐世保市にある公立大学。長崎県立短期大学を母体に、昭和42年(1967)長崎県立国際経済大学として発足。平成3年(1991)現校名に改称。平成17年(2005)公立大学法人となる。
ながさきし【長崎市】
⇒長崎
ながさきだいがく【長崎大学】
長崎市にある国立大学法人。長崎経済専門学校・長崎医科大学・同付属薬学専門部・長崎高等学校・長崎師範学校・長崎青年師範学校を統合して、昭和24年(1949)新制大学として発足。平成16年(2004)国立大学法人となる。
ながさきは【長崎派】
江戸時代、長崎に興った絵画の諸派の総称。外国から伝来した絵画の影響を受け、南蘋 (なんぴん) 派・南宗画派・北宗画派・洋画派など多様な展開をみた。