出典:gooニュース
中国・長江デルタ地域の貿易額、24年は16兆元超す
【新華社上海1月27日】中国上海税関が26日に発表した長江デルタ地域(上海・江蘇・浙江・安徽1市3省)の2024年の貿易額は前年比5.6%増の16兆100億元(1元=約21円)で、全国貿易総額の36.5%を占め、初めて16兆元を超え、過去最高を更新した。うち輸出は8.2%増の9兆9500億元で輸出総額の39.0%、輸入は1.5%増の6兆600億元で輸入総額の32.9%をそれぞれ占めた。
中国湖南省・李家崗遺跡で長江中流域最古の水田跡を発見
今回の発見により、長江中流域の初期稲作の開始時期は、これまで最古とされた同県の城頭山遺跡より2千年近く早い8千年余り前までさかのぼった。澧陽平原の古水田に関する重要発見であり、長江中下流域の稲作起源と初期稲作の新たな考古学的裏付けとなった。 李家崗遺跡は1984年の第2回全国文化財センサスで発見された彭頭山文化期の集落で、城頭山鎮大興村の低い丘の上にある。
海太長江トンネル建設、シールド機のカッターヘッドが坑内へ 中国江蘇省
海太長江トンネルは江蘇省の長江河口域に位置し、北側の南通市海門区と南側の太倉市(蘇州市管轄下の県級市)を結ぶ。全長約39.1キロ、うち長江横断部分は約11.2キロとなる。
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ちょうこうデルタ【長江デルタ】
中国、長江河口の三角州地帯。上海を中心に杭州・蘇州に広がる。豊かな農業地帯であったが、近年は工業地帯として大発展。 多田裕計の短編小説。第二次大戦時の中国を舞台とする作品。昭和16年(1941)発表。同年、第13回芥川賞受賞。
ちょうこうぶんめい【長江文明】
長江(揚子江)の流域で発達した、稲作を基盤とする古代農耕文明。新石器時代初期に中流域で栄えた彭頭山 (ほうとうざん) 文化や、新石器時代晩期に中流域で栄えた屈家嶺 (くつかりょう) 文化、下流域で栄えた良渚 (りょうしょ) 文化などを経て、春秋戦国時代の楚・呉・越の文化に受け継がれたと考えられている。 [補説]黄河中下流域では、長江文明とほぼ同時期に、畑作を基盤とする黄河文明が発達していた。
ちょうこうきだん【長江気団】
⇒揚子江気団