開化（かいか）とは？意味・読み方・使い方

ブックマークへ登録

かい‐か〔‐クワ〕【開化】
の解説

［名］(スル)

１人間の知識が開け、文化が進歩すること。「文明が—する」

２西洋風俗や新知識を身につけていることを気どること。ハイカラであること。
1. 「勝野君なぞは—した高尚な人間で」〈藤村・破戒〉

[補説]明治維新後の急激な西洋文化の流入に伴って、主に「文明開化」の形で一つの流行語となった。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

開化の前後の言葉

開化の例文(30)

出典：青空文庫

･･･子取りの芸者の写真が開化を誇り合った時代を思い出させるので、一層･･･芥川竜之介「開化の良人」
･･･いでに、明神の石坂、開化楼裏の、あの切立の段を下りた宮本町の横小･･･泉鏡花「売色鴨南蛮」
･･･エスレバ、ドコカラカ開化ガ参リマスソウデ、私モマケズニ言文一致デ･･･内田魯庵「斎藤緑雨」

もっと調べる

新着ワード

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。