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辞書
あこぎがうら【阿漕ヶ浦】
三重県津市東部一帯の海岸。伊勢神宮に供える魚をとる漁場として、殺生禁断の地であった。[歌枕]「いかにせん—のうらみても度かさなれば変はる契りを」〈新千載・恋五〉
あこぎのへいじ【阿漕の平次】
阿漕ヶ浦で、母の病のために禁断を破って魚をとり、簀巻 (すま) きにされたという伝説上の漁師。謡曲・浄瑠璃などの題材となる。
あこぎやき【阿漕焼】
三重県津市から産する陶器。万古 (ばんこ) 焼の分派である安東 (あんとう) 焼を、嘉永6年(1853)再興したのが始まり。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
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