出典:gooニュース
富士山噴火 専門家会合 降灰量に応じて“4段階の行動”
この中で降灰量に応じて住民の避難行動などを4段階に分ける方針が確認されました。降灰量が30cm未満のエリアでは原則、自宅などで生活を継続するよう求め、30cm以上のエリアでは避難を促すとしています。 また、出席した専門家からは4段階の名称を「ステージ」とするのが簡潔でわかりやすいとの意見が出たということです。政府は3月以降にガイドラインを取りまとめる方針です。
富士山など大規模噴火、降灰予測に警報導入を検討へ…有識者が初会合
気象庁は噴火時、降灰の量やエリアを予測する「降灰予報」を出しているが、量の区分は最大で「1ミリ以上」で、数十センチに及ぶ降灰は想定していない。予測時間も最長6時間先までとなっている。 広域降灰の予測情報は、富士山などでの大規模噴火を想定。政府の2020年の試算によると、富士山噴火では最悪の場合、火山灰が約3時間後に首都圏に到達。
大規模噴火時の降灰予測情報に関する新たな検討会を立ち上げ 気象庁
気象庁が現在運用している降灰予報では、1ミリ以上の降灰量を同一のカテゴリーで扱うなど、大規模な噴火時に広範囲で火山灰が降る状況を想定していないといった課題が指摘されています。 検討会では今後、こうした課題について議論し、4月以降をめどに報告書を公表する方針です。
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