出典:gooニュース
噴火の降灰量、ドローンとロボットで計測 誤差0.1mm 国実験
このため、噴火時は早期に山腹の降灰量を調査し、危険な地域を特定して、住民が土石流に巻きこまれないよう避難につなげる必要があるが、降灰量の計測方法が課題となっていた。 ロボット計測は19年度に取り組みを開始し、公開実験は2回目。同事務所の担当者は「入手しやすいスマホを活用し、装置の軽量化で遠くまで運搬できる仕組みができた。今後はより性能を向上させつつ、実装段階に進めたい」と話す。
富士山降灰時「できる限り自宅」 家屋倒壊恐れ、土石流なら避難
政府は22日、富士山の大規模噴火で灰が降った場合、住民は「できる限り降灰地域内の自宅や安全な場所にとどまり生活の継続を基本とする」という考え方を示した。灰が降ってもただちに命の危険はなく、多数の住民が同時に避難するのは難しい点を考慮した。降灰量が多く、木造住宅が倒壊する恐れのあるケースや、土石流が想定される地域は避難が必要だとした。有識者会議で説明、大筋で合意を得た。
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