出典:gooニュース
噴火で3センチ以上の降灰時に「降灰警報」新設の方針決定 気象庁の有識者検討会
富士山などで大規模な噴火が発生し、降灰が3センチ以上と予想された場合に新たに「降灰警報」を設ける方針が気象庁の有識者検討会で了承されました。 気象庁は1月に有識者検討会を立ち上げ、富士山を含む全国の火山で大規模な噴火が発生した際、広範囲で火山灰が降る状況に対応するために降灰の予測などに関する情報発信の方法を見直してきました。
「降灰警報」新設へ 富士山・桜島などの大規模噴火に備えた火山灰の予測情報導入 運用は早ければ2~3年後 気象庁
気象庁の有識者検討会は、富士山などが大規模噴火した場合に降る火山灰の予測情報として、「火山灰警報」などの新設を報告書に盛り込むことを決めました。気象庁は、富士山や桜島などで大規模噴火が発生し広い範囲に火山灰が降り積もるような場合、自治体が「避難指示」などを発表するきっかけとなる情報として、火山灰の予測情報の導入を検討しています。きょう行われた気象庁の有識者検討会
富士山噴火 降灰量30cm未満は“在宅避難”
【映像】専門家会合の様子 「(富士山が)大規模で爆発的な噴火をした場合には、首都圏を含む広範囲に火山灰が降り積もり、甚大な影響をもたらす恐れがある」(首都圏の降灰対策検討会・藤井敏嗣座長) 21日に専門家会合が公表した報告書では、降灰量に応じて住民の避難行動などを4段階の「ステージ」に分類しています。
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