出典:gooニュース
弱もみ合い、ローソク足大陰線で強い売り圧力示唆
ローソク足が上下に短いヒゲを伴う大陰線を描き、これまで上値抵抗帯を形成してきた75日線付近での強い売り圧力を再確認する形となった。25日線は緩やかな上向きをキープしたが、75日線はわずかに下向きに転換。一目均衡表で株価が雲上方から雲中に押し戻されたこともあり、上昇圧力の低下が推察される。
日経平均テクニカル:続落、大陰線で一時25日線割れ
ローソク足は大陰線を描き、強い売り圧力を窺わせた。終値上方の75日線がわずかながら下向きに転じたほか、ザラ場安値は25日線を下回り、75日線処の上値の重さを再確認する形となった。週足では本日大引け時点で9週連続の13週線割れ。ローソク足は胴体部分が30.69円と細い小陽線から長い上ヒゲを出す「卒塔婆」を形成しており、下振れリスクにも留意が必要となろう。
日経平均テクニカル:続落、陰線も25日線割れ回避
ローソク足は前日終値を超える水準まで上ヒゲを伸ばした後、陰線を引いた。終値は下向きの5日移動平均線を下回ったが、株価下方で緩やかな上昇を続ける25日線を割り込む場面はなかった。一目均衡表では、終値は雲中にとどまった。明日30日の雲上限は本日終値より25.30円上の38582.17円にあり、雲上限突破による三役好転の完成が引き続き視野に入る。
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