出典:gooニュース
小動き、連続陰線も底堅く推移
半面、ザラ場高値は先週末水準に届かず、ローソク足が4本連続陰線を引き、39000円台半ばでの売り圧力の強さを窺わせた。本日も底堅さと上値の重さが併存するとみられ、膠着感が強まりそうだ。ただ、株価は上向きの25日移動平均線とのプラス乖離を保って推移しているため大勢では買い手優位とみられ、株価水準の切り上げトレンドを確認する上で、ザラ場安値の39000円割れ回避が注視される。
日経平均テクニカル:続落、陰線も終値38000円維持
ローソク足は陰線で終了。37988.99円まで下ヒゲを伸ばしたが、終値は節目の38000円上方に復帰した。25日移動平均線が株価上方で下降を続けて短期下落トレンド継続を示唆する一方、38000円前後では一定の買い需要が確認され、膠着感が強まっている。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は95.32%と中立圏中央に位置しており、短期的には売り買いどちらも手掛けにくい地合いにあると推察される。
SHOEI---大陰線を埋めてくる展開に期待
15日に決算を受けて急落し大陰線を残したが、その後のリバウンドによって200日線水準を捉えてきた。同線をクリアしてくるようだと、25日、75日線が位置する2260円辺りが射程に入ってくることで、大陰線を埋めてくる展開が期待されてきそうだ。一気にトレンド転換が意識されてくる可能性もあるため、短期筋の値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。
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