かくりせつ【隔離説】
生物の種の分化の原因は地理的な隔離にあるとする学説。19世紀にM=ワグナーらが主張。
かくりびょうしゃ【隔離病舎】
伝染病予防法の規定により、感染症患者を収容するために、他の病舎から離して治療していた病舎。隔離病棟。 [補説]平成11年(1999)感染症予防法の施行に伴い伝染病予防法が廃止され、隔離病舎も廃止された。現在では感染症予防法で分類される特定の感染症患者は、厚生労働大臣などが指定する感染症指定医療機関に入院することとなっている。
かくりじふくすいき【隔離時復水器】
⇒非常用復水器
かくりまい【隔離米】
福島第一原発事故の影響で出荷できなくなった、平成23年産の福島県産の米。約1万7000トンが市場に流通する米から隔離され保管されている。焼却による処分が予定されているが、作業は進んでいない。特別隔離米。
かくりぶんぷ【隔離分布】
生物学で、ある種が離れた場所に不連続に分布していること。かつては広域に分布していたが、気候や海水面の変動などによって、不連続に残存する例や、元はある領域に分布していた種が大陸移動によって離れて分布する例が知られる。不連続分布。