隔靴搔痒の解説 - 学研 四字熟語辞典

かっかそうよう【隔靴搔痒】

物事が思うようにならず、もどかしいこと。また、物事の核心や急所に触れることができずに、はがゆくじれったいこと。

注記

「隔靴」は、靴を隔ててその上から。「搔痒」は、かゆいところをかく。靴の上からかゆいところをかくという意から。出典の「棒ぼうを掉ふるいて月つきを討うち、靴くつを隔へだてて、痒かゆきを搔かくは、甚はなはだしき交渉こうしょう有あり」による。

出典

『景徳伝灯録けいとくでんとうろく』二二

対義語

麻姑搔痒

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