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《「ぎわ」の形で、他の語と複合しても用いる》

  1. あと少しで別のものになろうとするぎりぎりのところ。境目。また、物の端。「がけの—から見下ろす」「生え—」「波打ち—」

  1. ある物にきわめて接近した所。すぐそば。「戸口の—に置く」「壁—」「山—」「窓—」

  1. 物事がそうなろうとするまさにそのとき。「今わの—」「入り—」「死に—」「往生—」

  1. 物事の窮まるところ。限界際限

    1. 「世に悲しきことの—にはおぼえ侍りしを」〈柏木

  1. 身分家柄分際

    1. 「いとやむごとなき—にはあらぬが」〈桐壺

  1. 才能器量などの程度

    1. 「取る方なく口惜しき—と、優なりとおぼゆばかりすぐれたるとは、数ひとしくこそ侍らめ」〈・帚木〉

  1. 物事程度。ほどあい。

    1. 「はしたなき—に熱かりければ」〈大鏡・道長下〉

  1. 江戸時代、年末節季の決算期。

    1. 「—の日和 (ひより) に雪の気づかひ/惟然」〈続猿蓑

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