隠れもない
広く世間に知れ渡っている。有名である。「法を侵しているのは—・い事実」
かくれあそび【隠れ遊び】
1 人に隠れて遊興すること。「おとといから廓 (なか) へ引けこんで—をしているということを」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉 2 「隠れん坊」に同じ。「昔せし—になりなばや片隅もとに寄り伏せりつつ」〈聞書集〉
かくれいわ【隠れ岩】
水中に隠れていて、見えない岩。暗礁。
かくれうお【隠れ魚】
タラ目カクレウオ科の海水魚。全長約15センチ、体は細長くて側扁し、尾端はとがる。うろこ・腹びれを欠き、肛門はのどの部分に開く。体色は淡灰色。フジナマコや大形のヒトデの腸内に隠れすむ習性がある。本州中部以南に分布。
かくれおに【隠れ鬼】
「隠れん坊」に同じ。
かくれが【隠れ家/隠れ処】
1 人目を避けて隠れている場所。また、隠れ住む家。 2 (隠れ処)表立たない所。陰にあって見えない所。かげ。「御方は—の御後見にて」〈源・若菜下〉
かくれがに【隠れ蟹】
十脚目カクレガニ科のカニの総称。甲はほぼ円形で、雌は甲幅約1センチ、雄はその半分以下。体は乳白色で柔らかい。ハマグリ・カキなど二枚貝の外套腔 (がいとうこう) 内に寄生する。オオシロピンノ・クロピンノ・カギツメピンノなど。《季 夏》
かくれキリシタン【隠れキリシタン】
明治以降、潜伏キリシタンの信仰形態を継続した者。江戸幕府の禁教令が解かれた後もカトリックに復帰せず、潜伏期に独自に発達した文化を維持する人々をさす。また広く、潜伏キリシタンを含めていうこともある。→潜伏キリシタン
かくれご【隠れ子】
「隠れん坊」に同じ。〈日葡〉
かくれごと【隠れ事】
1 人に気づかれないように、こっそりする物事。かくしごと。 2 「隠れん坊」に同じ。