隣の芝生は青い
《The grass is always greener on the other side of the fence.の訳語》何でも他人のものはよく見えるものである。隣の花は赤い。隣の糂粏味噌 (じんだみそ) 。
隣の糂粏味噌
隣の糂粏味噌(ぬかみそ)のほうが香ばしく感じられるように、よそのものはなんでもよく見えること。
隣の疝気を頭痛に病む
隣家の人の疝気を頭痛がするほど心配する意から、自分に関係のないことを心配するたとえ。人 (ひと) の疝気を頭痛に病む。
隣の宝を数える
自分にはなんの利益にもならないことをするたとえ。人 (ひと) の宝を数える。
隣の花は赤い
⇒隣の芝生は青い
となりあわせ【隣(り)合(わ)せ】
1 互いに隣り合っていること。「—に座る」 2 常に近い関係にあることのたとえ。「危険と—の生活」
となりきんじょ【隣近所】
1 隣の家や近所の家。また、そこに住む人々。「—と親しくする」 2 近いところ。まわり。周辺。「うわさが—に知れわたる」
となりぐさ【隣草】
牡丹 (ぼたん) の別名。
となりぐみ【隣組】
第二次大戦下、国民統制のためにつくられた地域組織。町内会・部落会の下に属し、近隣数軒が一単位となって、互助・自警・配給などにあたった。昭和22年(1947)廃止。
となりざかい【隣境/隣界】
隣家との境界。「此処は—の藪際にて」〈一葉・暁月夜〉