雛祭りに飾る人形。形代 (かたしろ) が起源ともいわれ、紙製のものが平安時代からみられる。江戸時代に入って布製で公家の正装姿の内裏雛 (だいりびな) が現れ、数段の雛段に三人官女・五人囃子 (ばやし) ・随身 (ずいじん) などとともに飾られるようになった。おひなさま。ひな。《季 春》
出典:gooニュース
角館の雛人形展
桃の節句にちなんだ角館の雛人形展 佐竹北家などの旧家には、古雛として高い格調を誇る享保雛や古今雛などが数多く残されている。雛人形に付随した雛道具も伝えられており、婚礼などのめでたい儀式のときに飾られる「島台」なども展示されている。代々受け継がれてきた雛人形の数々を見に行こう。
奈良一刀彫 雛人形展
木の温もりと雅な美しさを宿した雛人形 平安時代の終わりごろに起源を持ち、江戸時代には節句人形などとして、一般の人々にも愛好されてきた一刀彫。その魅力は、独特の鋭いノミ跡が見せる造形と、金箔や岩絵具で彩られた華麗な図柄との見事な調和にある。木の温もりと雅な美しさを宿した、伝統ある人形を展示、即売。
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出典:青空文庫
・・・、九歳の頃であろう。雛人形は活きている。雛市は弥生ばかり、たとえば・・・ 泉鏡花「夫人利生記」
・・・古道具屋の店先には、雛人形が並べてあったのを、お房が見てわたくしの・・・ 永井荷風「西瓜」