でんかいイオンけんびきょう【電界イオン顕微鏡】
光線の代わりに高電圧で加速されたイオンビームを用いるイオン顕微鏡の一。1951年に米国のE=W=ミュラーが発明。鋭く尖った針状の試料を使い、その先端部分の原子配列を半球状のスクリーンに拡大投影して観察する。FIM(field ion microscope)。
でんかいこうかトランジスター【電界効果トランジスター】
⇒エフ‐イー‐ティー(FET)
でんかいほうしゅつディスプレー【電界放出ディスプレー】
《field emission display》⇒エフ‐イー‐ディー(FED)
でんかいルミネセンス【電界ルミネセンス】
⇒エレクトロルミネセンス
でんかいほうしゅつ【電界放出】
金属表面に強い電界がかかると、トンネル効果によって電子が真空中に放出される現象。熱電子が発生しない程度の温度で電子を放出するため、冷陰極放出ともいう。電子銃、FED、走査型電子顕微鏡などに利用される。→熱陰極放出
でんかいレンズ【電界レンズ】
⇒静電レンズ
でんかいきょうど【電界強度】
電界中にある単位電荷にはたらく電気力。力の向きをもつベクトル量となる。単位はV/m。
でんかいけつごう【電界結合】
近接する平板電極に発生する電界により電力が伝わる現象。無線電力伝送の給電方式の一つとして利用される。送電距離は数センチメートル程度だが、送信側と受信側の位置ずれに強く、低コストで小型化が容易という特長をもつ。
でんかいつうしん【電界通信】
⇒人体通信
でんかいぼうし【電界紡糸】
⇒エレクトロスピニング