出典:gooニュース
渡辺明九段、順位戦で足の痛みのため持ち時間を3時間以上残して投了「終わる時間を考えると無理と判断」
第83期順位戦A級の6回戦が13日、東京の将棋会館で指され、後手の渡辺明九段が千田翔太八段に71手で敗れた。 持ち時間が各6時間あり、決着が深夜になることも多い順位戦だが、この日は午後7時過ぎに渡辺が持ち時間を3時間以上残して投了。足の痛みがひどかったことから、これ以上対局を続けられないと判断して負けを認めた。
新関西将棋会館で初の公式戦 A級順位戦や女流棋戦
真新しい対局場では、第83期名人戦A級順位戦の豊島将之九段(34)―稲葉陽八段(36)戦のほか、順位戦C級1組や女流棋戦の清麗戦予選が行われた。 関西将棋会館は老朽化のため、日本将棋連盟創立100周年に合わせて移転。旧会館では11月28日に谷川浩司17世名人(62)らが対局し、名勝負を繰り広げた対局場への別れを惜しんだ。
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