ひたいじろ【額白】
「月白 (つきじろ) 」に同じ。
ひたいつき【額付き】
額のようす。額ぎわの格好。「頭 (かしら) つき、—ものあざやかに」〈源・空蝉〉
ひたいつき【額突き/額月】
1 「月代 (さかやき) 」に同じ。「—の跡もってのほかにさがりたれば」〈太平記・二一〉 2 《形が1に似るところから》常の御所や居間の壁などの中央に設けた小さな出入り口。上部を半月形にしてある。「寝殿をさしのぞいて見れば、—あり」〈盛衰記・二〇〉
ひたいなおし【額直し】
江戸時代の男子の半元服の儀式。半元服にあたって、額の角 (すみ) の髪をそり、角前髪にしたことによる。
ひたいわた【額綿】
⇒綿帽子 (わたぼうし) 1
ひたいがみ【額紙】
⇒紙烏帽子 (かみえぼし) 3