ようろういん【養老院】
身寄りのない高齢者を収容して保護する施設。昭和38年(1963)老人福祉法の制定により、老人ホームと改称され、養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、軽費老人ホームに分かれた。
ようろうしぼり【養老絞(り)】
縦の線模様を表した絞り染め。
ようろうしゅ【養老酒】
岐阜県養老郡特産の混成酒。みりんに丁字 (ちょうじ) ・人参 (にんじん) ・甘草 (かんぞう) などの薬味を加えたもので、甘くて強い。養老の滝伝説にちなむ。
ようろうねんきん【養老年金】
若い時期から掛け金を払い込み、老後に支給を受ける年金。
ようろうのたき【養老の滝】
岐阜県南西部、養老山地北部の東麓の断層崖にかかる滝。高さ約32メートル。昔、源丞内 (げんじょうない) が湧き出る泉を見つけ、酒であったので老父を養い喜ばせることができたという伝説の地で、元正天皇が行幸して命名し、年号を養老と改めたという。
ようろうほけん【養老保険】
生命保険の一。被保険者が一定の年齢に達するまで生存したとき、または保険期間内に死亡したとき、保険金が支払われるもの。
ようろうりつりょう【養老律令】
養老2年(718)藤原不比等 (ふじわらのふひと) らが大宝律令を一部改修して編纂 (へんさん) した律・令各10巻の法典。天平宝字元年(757)施行。律の大部分は散逸したが、令は大半が「令義解 (りょうのぎげ) 」などに収録されて残っている。→律令