魑魅魍魎の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

人に害を与える化け物の総称。また、私欲のために悪だくみをする者のたとえ。▽「魑魅」は山林の気から生じる山の化け物。「魍魎」は山川の気から生じる水の化け物。
出典
『春秋左氏伝しゅんじゅうさしでん』宣公せんこう三年
句例
魑魅魍魎のやから
用例
このおびただしい、異常児達を目前にすると、まるで、魑魅魍魎に包囲されてしまったような恐怖に襲われる。<檀一雄・火宅の人>
類語
百鬼夜行ひゃっきやこう

魑魅魍魎の解説 - 学研 四字辞典熟語

いろいろな種類の妖怪や化け物。また比喩ひゆ的に、表にはっきりと姿は現さないが、私利私欲のために暗躍する者のたとえ。
注記
「魑魅」は、山林の気から生ずる妖怪。また、山の神。「魍魎」は、山川、沼沢の気から生ずる妖怪。また、水の神。
表記
「魍魎」は、「罔両」とも書く。
出典
『春秋左氏伝しゅんじゅうさしでん』宣公せんこう三年
用例
あたかも何よ、それ畜生道の地獄の絵を、月夜に映したような怪しの姿が板戸一重、魑魅魍魎というのであろうか、ざわざわと木の葉が戦そよぐ気色だった。〈泉鏡花・高野聖〉
類語
妖怪変化ようかいへんげ

魑魅魍魎の解説 - 小学館 大辞泉

《「魍魎」は山川・木石の精霊》いろいろな化け物。さまざまな妖怪変化 (へんげ) 。「魑魅魍魎が跋扈 (ばっこ) する」