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辞書
1 魚の肉。「—ソーセージ」
2 《相手の思うままに切り刻まれるものの意》生命や運命が相手の手の中にあること。
「人はまさに刀俎 (たうそ) たり、我は—たり、何ぞ辞することをせんや」〈太平記・二八〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
ぎょにくソーセージ【魚肉ソーセージ】
魚肉を用いて作られたソーセージ。ギョニソ。 [補説]JAS (ジャス) (日本農林規格)では、魚肉の原材料に占める重量の割合が50%を超え、かつ、植物性たんぱくの原材料に占める重量の割合が20%以下のものを魚肉ソーセージとしている。
出典:青空文庫
・・・いったいに魚肉をきらう様である。味覚の故ではなくして、とげを抜く・・・ 太宰治「懶惰の歌留多」
・・・、ちょうど野菜や鳥獣魚肉を食って育って来たと同じように災難を食っ・・・ 寺田寅彦「災難雑考」
・・・牛乳か魚肉、それもいい所だけで堅い頭の骨などは食おうともしなかっ・・・ 寺田寅彦「ねずみと猫」
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