鮟鱇の餌待ち
鮟鱇がえさを待つときの姿のように、ぼんやりと口を開けているようす。
あんこうがた【鮟鱇形】
1 「あんこがた」に同じ。 2 竹の一重切りの花器で、口の大きく開いたもの。
あんこうなべ【鮟鱇鍋】
鮟鱇の身・肝などに焼き豆腐・シイタケなどを加え、だしで煮た料理。《季 冬》「—箸 (はし) もぐらぐら煮ゆるなり/虚子」
あんこうのつるしぎり【鮟鱇の吊るし切り】
鮟鱇のおろし方。下顎 (したあご) に鉤 (かぎ) を通してつるし、口から水を入れておいて、皮をはぎ、肉をそぎ、はらわたを取り、骨を切る。全体にやわらかく、包丁を入れにくいために行う。
あんこうむしゃ【鮟鱇武者】
大言壮語するくせに臆病な武者をあざけっていう語。あんこうざむらい。