出典:gooニュース
鱗形屋お抱えの「改」として励む蔦重の前で<偽板>疑惑が巻き起こる。「飛びっ切り、活きのいい話を考えてみようじゃねえかよ!」と告げる鱗形屋に満面の笑みでこたえるも…
暗がりの中、本づくりに励む鱗形屋たち。 背景に「てめえにそれを言われるとは思わなかったよ」との鱗形屋の声が流れる。 その下に<地本問屋の光と影>との文字。 「偽板だ」と蔦重に指摘する須原屋。 「偽板だ!」と手に持った本を掲げる長谷川平蔵。 蔦重がじっくり目の前の本を眺める。
鱗形屋のもとでネタ集めに奔走する蔦重。そんな中、須原屋から『節用集』の偽板の話を聞いて…。一方、莫大な費用がかかる<日光社参>の提案をした松平武元に対し、田沼意次は…<ネタバレあり>
現在放送中のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK総合、日曜午後8時ほか)。その次回放送分となる、第6回「鱗剥がれた『節用集』」のあらすじが公式サイトにて公開されました。 *以下2月9日放送回のネタバレを含みます。 大河ドラマ第64作となる『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった、”蔦重”こと蔦屋重三郎が主人公
「鱗形屋」を次々襲った悲劇 本がヒットし成功を収めた鱗形屋だったが…
徳兵衛が勤務していた鱗形屋の主人・孫兵衛にも、監督が不十分だとして、罰金20貫文が科されたのです。 とは言え、鱗形屋に対して、今後、書物を刊行してはならないとの罰はくだらなかったので、事件の翌年(1776年)にも、鱗形屋は多数の黄表紙を出版しています。鱗形屋の社会的信用を低下させるような事件が起きたからこそ、それを多数の出版物の刊行で補おうとしていたのでしょうか。
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