うろこいし【鱗石】
三角形に切った石。うろこ形の石。敷石などに用いる。
うろこがた【鱗形】
1 三角形を、うろこが重なり並んだような形に配列した文様。能楽では特に鬼女の衣装に用いる。 2 紋所の名。三角形と逆三角形または円形を組み合わせたもの。 [補説]曲名別項。→鱗形
うろこぎ【鱗木】
⇒りんぼく(鱗木)
うろこくぎ【鱗釘】
三角状の薄い小さな金属片。建具の枠にガラスを固定させるときに用いる。三角釘。葉鋲 (はびょう) 。
うろこぐも【鱗雲】
空高くうろこ状に広がる白色の雲。巻積雲のこと。鰯雲 (いわしぐも) 。鯖雲 (さばぐも) 。《季 秋》
うろこごけ【鱗苔】
ウロコゴケ科の苔 (たい) 類。腐木の上などに生え、長さ2〜5センチ。葉は茎の両側にうろこのように重なって並び、茎の腹側にも腹葉とよばれる小形の葉がある。
うろこむし【鱗虫】
多毛綱ウロコムシ科の環形動物の総称。干潮線付近の石の下などにすむ。体は扁平で、背面は2列に並ぶ12対以上のうろこで覆われる。
うろこもん【鱗文】
二等辺三角形や正三角形を上下左右につないである文様。
うろこふねたまがい
⇒スケーリーフット
うろこよごれ【鱗汚れ】
浴室の鏡や金属部品、自動車の窓などに付着する、水あかによる汚れ。