鳥刺(し)(とりさし)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・そうかと思うと、村はずれのうすら寒い竹やぶの曲がり角を鳥刺し竿をもった子供が二三人そろそろ歩いて行く。こんな幻像を夢うつつの界に繰り返しながらいつのまにかウトウト眠ってしまう。看護婦がそろそろ起き出して室内を掃除する騒がしい音などは全く気に・・・
寺田寅彦
「病院の夜明けの物音」
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