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東京の日比谷にあった明治時代の官設社交場。英国人コンドルの設計で明治16年(1883)完成。外務卿井上馨 (いのうえかおる) が、条約改正交渉のために企図し、内外上流階級の舞踏会などが開かれて欧化主義の象徴となった。のち華族会館などになり、昭和16年(1941)取り壊された。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
ろくめいかんのけいふ【鹿鳴館の系譜】
磯田光一の評論。昭和58年(1983)刊行。副題「近代日本文芸史誌」。日本の欧化の象徴としての鹿鳴館に着目しつつ、日本文化の近代化・欧化の歩みを論じる。第35回読売文学賞評論・伝記賞受賞。
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