黒くてつやのある髪。髪の美称。「緑の―」

[補説]作品名別項。→黒髪
長唄地歌の曲名。初世桜田治助作詞、初世杵屋佐吉 (きねやさきち) (地歌としては湖出 (こいで) 市十郎)作曲。天明4年(1784)江戸中村座初演の歌舞伎狂言「大商蛭小島 (おおあきないひるがこじま) 」で、伊東祐親 (いとうすけちか) の娘辰姫が恋しい頼朝政子に譲ったあと、ひとり髪をすきながら嫉妬 (しっと) に身を焦がす場面に用いられた。
近松秋江の小説。大正11年(1922)発表。遊女に金を貢ぎ続ける男の妄執を描く。同年発表の続編に「狂乱」「霜凍る宵」がある。

出典:青空文庫

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