一期栄える
「一が栄 (さか) える」に同じ。
いちごいちえ【一期一会】
《「山上宗二記」の中の「一期に一度の会」から》茶の湯で、茶会は毎回、一生に一度だという思いをこめて、主客とも誠心誠意、真剣に行うべきことを説いた語。転じて、一生に一度しかない出会い。一生に一度かぎりであること。 [補説]書名別項。→一期一会
いちごじょうか【苺状果】
イチゴのように、一つの花に生じた多数の子房が成熟してできた果実。花托が肥大して果実状になる。
いちごつなぎ【苺繋】
イネ科の多年草。日当たりのよい河原などに束生し、高さ50〜70センチ。初夏、淡緑色の細長い穂をつける。ざらつきいちごつなぎ。かわらいちごつなぎ。
いちごぶん【一期分】
中世、一期(一生涯)に限って領有を認められた所領のこと。所領の分散を防ぐため、庶子や女子への譲渡は一期分とし、死後は惣領など所定の人に返還させた。
いちごぶん【一語文】
一つの単語からなりたつ文。「火事!」「見事!」や、幼児の言う「うまうま」など。
いちごやまい【一期病】
一生治らない病気。死病。「瘡 (かさ) をうつりて、—になるもあり」〈仮・東海道名所記・四〉
いちごだいふく【苺大福】
あんの中にイチゴの入った大福餅。
いちごじた【苺舌】
舌の乳頭が腫れてイチゴのような赤い色になった状態。溶連菌感染症や川崎病などでみられる。
いちごのおとこ【一期の男】
一生連れ添う男。夫のこと。「—に毒を飼ひて、そなたに思ひ替へしに」〈浮・一代男・四〉