《「介」は個・箇の意の「个 (か) 」に通じて一人の意、また「芥 (あくた) 」にも通じて微小の意という》一つのつまらないもの。「—の学生」

  1. 一度。ひとたび。「週に—の稽古」「—行ってみよう」

  1. ひとまわり。ひとめぐり。

  1. 小説などの一章または一段

  1. 野球で、最初の回。「—の表」

  1. 建物各層の一つ。

  1. 2層以上の建物の、地上でいちばん下の層。地下では、下へ数えて最初の階。

  1. 官位の一つの等級

  1. 階段などの一刻み。一段

一つのかたまり。ひとかたまり。「—の土」

[形]《近世語。「いか(厳)い」の促音添加》
  1. 大きい。

    1. 「この袴の下には鬼が住んで、—・い口でかみつきます」〈浄・五枚羽子板〉

  1. はなはだしい。また、多い。たくさん。

    1. 「母の胎内にある時より、—・い世話に」〈浄・今国性爺〉

出典:青空文庫

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