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辞書
1 紙・衣服などを折りたたむときにできる境目の筋。「ズボンに—をつける」
2 物事のくぎり。けじめ。「生活に—をつける」
3 立ち居振る舞い。行儀作法。
4 よい折。機会。〈日葡〉
機織 (はたお) りの女性。
織り地の、糸と糸のすきま。「—の粗い布」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
おりめだか【折(り)目高】
[名・形動] 1 衣服の折り目が、くっきりと高く現れていること。また、そのさま。「同一色 (おなじいろ) の無地の袴、—に穿 (は) いたのが」〈鏡花・草迷宮〉 2 立ち居振る舞いのきちんとしていること。礼儀正しく堅苦しいこと。また、そのさま。「—にきりきりと」〈鏡花・歌行灯〉
出典:青空文庫
・・・のも不思議ではない。折り目の正しい白ズボンに白靴をはいた彼の脚は窓・・・ 芥川竜之介「馬の脚」
・・・車な所のある老人で、折目の正しい黒ずくめの洋服に、上品な山高帽を・・・ 芥川竜之介「開化の良人」
・・・牽牛織女はあの中に見出す事は出来ません。あそこに歌われた恋人同士・・・ 芥川竜之介「神神の微笑」
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