きけんぶつとりあつかいしゃ【危険物取扱者】
消防法で規定する危険物の取り扱い・定期点検・保安の監督を行うために必要な国家資格。また、その資格所持者。扱える危険物の種類によって、甲種・乙種・丙種に区分されている。資格試験は総務省の指定試験機関が実施。一定数量以上の危険物を貯蔵・取り扱う施設は、危険物取扱者を置くことが義務付けられている。
きけんいんし【危険因子】
⇒リスク因子
きけんぶんし【危険分子】
ある社会や集団に属しながら、その社会や集団と反する考えをもつ危険な人物。
きけんドラッグ【危険ドラッグ】
覚醒剤や大麻など国が指定する規制薬物や指定薬物と似た化学構造をもち、それらと同様の作用を人体にもたらすものをいう。 [補説]合法ドラッグ・脱法ドラッグ・違法ドラッグなどの呼称もあるが、こうした薬物の危険性を広く周知させるため、厚生労働省と警察庁が新たな呼称として選定し、平成26年(2014)7月から用いられている。「合法ハーブ」などと称して販売されているが、指定薬物を含むものは薬機法により輸入・製造・販売・所持・使用などが禁止されている。
きけんけんしゅ【危険犬種】
人や他の動物に危害を加えるおそれがあるため、飼育が禁止・規制されている犬種。日本では、法律による規制は行われていないが、地方公共団体が条例で特定の犬種を指定し、厳重な飼育管理を義務付けている例もある。
きけんさいけん【危険債権】
金融機関が金融再生法に基づいて分類・開示する債権の区分の一つ。経営破綻の状態には至っていないが、財政状態・経営成績が悪化し、契約に従った元本の回収や利息の受け取りができない可能性が高い融資先に対する債権。→破綻懸念先債権
きけんしょく【危険色】
⇒警戒色
きけんどぶんぷず【危険度分布図】
大雨による浸水害や洪水、地震による地盤の液状化などの災害が発生する危険度の高まりを予測し、図に示したもの。