檄を飛ばす
自分の主張や考えを広く人々に知らせ同意を求める。また、それによって人々に決起を促す。飛檄。 [補説]誤用が定着して「がんばれと励ます」「激励する文書を送る」という意味でも用いられる。文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「自分の主張や考えを、広く人々に知らせて同意を求めること」と「元気のない者に刺激を与えて活気づけること」の、どちらの意味だと思うかを尋ねたところ、次のような結果が出た。 平成15年度調査平成19年度調査平成29年度調査自分の主張や考えを、広く人々に知らせて同意を求めること(本来の意味とされる)14.6パーセント19.3パーセント22.1パーセント元気のない者に刺激を与えて活気づけること(本来の意味ではない)74.1パーセント72.9パーセント67.4パーセント
げききょく【外記局】
外記の勤務した役所。内裏の建春門外にあった。外記。外記庁 (げきのちょう) 。
げきのちょう【外記庁】
⇒外記局
げきのまつりごとはじめ【外記の政始】
平安時代、年始・改元や廃朝のあとなどに、公卿が外記局に参集して、まつりごとを行う儀式。
げきぶし【外記節】
江戸の古浄瑠璃の一。薩摩外記 (さつまげき) が貞享(1684〜1688)のころ創始。豪放な語り口で、人形浄瑠璃や歌舞伎の荒事 (あらごと) などに使われたが、まもなく滅び、今は長唄の数曲にその影響を残す。外記。