ごにんぐみ【五人組】
江戸幕府が町村に作らせた隣保組織。近隣の5戸を一組とし、互いに連帯責任で火災・盗賊・キリシタン宗門などの取り締まりや貢納確保・相互扶助に当たらせたもの。 19世紀後半に、ロシアで国民主義音楽を確立した五人の作曲家。バラキレフ・ムソルグスキー・キュイ・リムスキー=コルサコフ・ボロディン。→国民楽派
ごにんぐみちょう【五人組帳】
五人組員が守るべき法規を列記し、町村役人とともに署名捺印した帳簿。五人組手形。五人組証文。
ごにんばやし【五人囃子】
1 ひな人形で、謡 (うたい) ・笛・小鼓・大鼓 (おおつづみ) ・太鼓の五役をそれぞれ一人ずつの童子に当てた五人一組の人形。《季 春》 2 江戸の祭り囃子で、笛・鉦 (かね) ・締め太鼓二つ・大太鼓の五つの楽器で行う合奏。
出典:青空文庫
・・・よって甲のものを乙と誤認することは可能である。実際この錯覚を利用・・・ 寺田寅彦「映画芸術」
・・・大空を快翔する大鵬と誤認されると同様な錯覚がはたらくのである。 ・・・ 寺田寅彦「映画の世界像」
・・・客観的実在そのものと誤認するような傾向を生ずる恐れが多分にあ・・・ 寺田寅彦「学位について」